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01 低温窒化とは
低温窒化とは、オーステナイト系ステンレス鋼の窒素の固溶による表面硬化処理で、硬化層にはS相(拡張オーステナイト)とよばれる金属組織を生成し、高温の窒化に比べ素材の耐食性や非磁性の特性を維持したまま表面を硬化する。高温の窒化に比べ、歪みが少ない。
02 表面断面組織
処理条件:430℃×5時間
03 低温窒化の特徴
- 1)耐摩耗・摩擦性
- 2)耐食性・防食性
- 3)非磁性(変化無し)
- 4)良好な仕上肌
- 5)高硬度(800HV,10~15μm)
04 低温浸炭とは
低温浸炭は、オーステナイト系ステンレス鋼の炭素の固溶による表面硬化処理で、硬化層にはS相(拡張オーステナイト)と呼ばれる金属組織を生成し、高温の浸炭に比べ耐食性や非磁性の特性を維持したまま表面を硬化する。高温の浸炭に比べ、歪みが少ない。
05 表面断面組織
処理条件:540℃×12時間
06 低温浸炭の特徴
- 1)耐摩耗・摩擦性
- 2)耐食性・防食性
- 3)非磁性
- 4)表面仕上げ処理が必要
- 5)高硬度(1000HV,15μm)
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