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01 浸硫窒化とは
従来のガス軟窒化処理に加え、表層の窒化化合物層の上に硫化物層が生成される処理です。
- ●硫化物層は比較的軟質で固体潤滑性を高め、耐カジリ性、耐焼付き性を向上させます。
- ●窒化化合物層が耐摩耗性を向上させます。
- ●窒素拡散層が表面の耐疲労性を向上させます。
使用原料:N2、NH3、NMガス(H2S+N2混合ガス)、C2H2
処理時間:3〜5Hr
02 ガス浸硫窒化の硬さ分布
SKD61
表面硬度 HV1100
内部硬度 HV470
硬化層深さ(HV750UP)0.2mm
拡散層深さ(HV500UP)0.28mm
FCD700
表面硬度 HV910~930
内部硬度 HV320~340
硬化層深さ(HV370UP)約50μm
SCM435
表面硬度 HV770
内部硬度 HV290
硬化層深さ(HV450UP)0.12mm
拡散層深さ(HV370UP)約50μm
S45C
表面硬度 HV730
内部硬度 HV180~195
硬化層深さ(HV350UP)0.15mm
03 浸硫窒化のギアノイズ低減効果
硫化層のなじみ性(耐カジリ性・耐焼付き性)が良い為、ギヤ鳴り低減効果もあります。
04 浸硫窒化の焼き付き性比較データ
耐焼き付き性比較
05 浸硫窒化という技術を動画で解説いたします
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