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01 真空浸炭とは
真空浸炭とは、ガス浸炭と真空の技術を融合させて生まれた全く新しいコンセプトの浸炭法です。環境にやさしく、高品質です。
真空浸炭は真空を利用することによりキャリヤガスを極端に減らし、浸炭ガスとして鎖状の不飽和炭化水素ガスを極々少量利用するだけで浸炭する画期的な方法です。
02 真空浸炭の硬度分布
短時間で深い浸炭層が得られます。
800度以下で数分間浸炭したところ、全硬化層深さ50~100μmの均一な浸炭が確認されました。
浸炭時間は、ガス浸炭の約1/2。納期短縮。ローコスト。
03 真空浸炭の表面組織
ガス浸炭に比べ、真空浸炭では細孔深部まで浸炭可能です。雰囲気に酸素成分を含まないので、表面の合金成分が酸化されません。表面への酸素混入はヒビ(浸炭異常層)の原因にもなるため、仕上がりの品質向上につながります。仕上げ肌が良好なので、仕上げ処理が省けます。
04 その他の特徴
- ●ガス浸炭法では炉内雰囲気中の酸化成分によって表面が酸化し薄い灰色になるが、真空浸炭法では全く酸化されないため光輝状態を保てる。スーティング無しに、高濃度浸炭が可能。
- 高濃度浸炭の特徴として、摺動性、離型性に優れています。
- ●温室効果ガスである炭酸ガスを排出しない。環境にやさしい処理。
- ●オーステナイト系ステンレスの表面硬化が可能。
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