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アルミ熱処理

アルミ熱処理について

投稿日 2024.02.09
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概要

アルミニウムとアルミニウム合金の熱処理には、質別にどんな熱処理を行なったかが分かる質別記号があります。

01 アルミ熱処理について

質別記号 説明

F

調質などのされていない製造のままのもの。

O

焼なましにより最も柔らかい状態になったもの。

T1

高温から冷却後、冷間加工を行わず、自然時効させたもの。

T2

高温から冷却後、冷間加工を行い、自然時効させたもの。

T3

溶体化処理後、冷間加工し、さらに自然時効させたもの。

T4

溶体化処理後、自然時効させたもの。

T5

高温から冷却後、人工時効させたもの。

T6

溶体化処理後、人工時効させたもの。自然時効させたT4より強度が高くなる。

T7

溶体化処理後に、時効処理条件を超え過時効処理したもの。

T8

溶体化処理後、冷間加工し、さらに人工時効させたもの。自然時効させたT3より強度が高くなる。

T9

溶体化処理後、人工時効させ、さらに冷間加工したもの。

T10

高温から冷却後、冷間加工を行い、さらに人工時効したもの。

多摩冶金では、航空部品を数多く手掛けており、ワーキングゾーンは2400mm×2400mm×高さ1400mm最大積載量は500kg、業界内でも特大サイズとなります。大型の一般部品から航空宇宙部品まで対応が可能です。

アルミ熱処理について
投稿日 2024.02.09

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