概要
航空機部品の最新の熱処理が可能です。真空熱処理、浸炭、窒化、アルミ熱処理など多岐に渡るNadcapの認証を保有しています。多摩冶金で処理した航空機部品はその品質が第三者機関によって保障されています。Nadcap要求に基づいて管理された設備で、宇宙・防衛部品の熱処理をすることも多くあります。航空機部品の熱処理に携わって40年。大手企業様をはじめとする実績が多数あります。高付加価値、短納期にてご提供させていただきます。
01 高付加価値で量産が可能な最先端熱処理
多摩冶金は鋼はもちろんのこと、アルミ、ニッケル合金、銅合金などの非鉄金属等の幅広い熱処理に対応しております。熱処理工程につきましても、焼入れ焼き戻し、溶体化、時効硬化、浸炭、窒化、焼なましなど幅広く、実績も多数あります。これまで、多品種・小ロットにも力を入れてきましたが、新工場では量産が可能な搬送機、ガス浸炭炉、窒化炉を導入。航空エンジンギア、フライングカーなどの量産も可能になりました。Nadcapに対応した高い品質保証体制のもと、低歪み・高付加価値の熱処理をご提供させていただきます。
02 技術紹介
真空熱処理
多摩冶金の真空熱処理技術は、析出硬化、真空焼入れ、焼き戻し、焼なましなどをご提供しています。
適用スペック:AMS2759/3,AMS2759/4,AMS2759/5,AMS2769,AMS-H-6875,RPS258,RPS356,RPS367
アルミ合金熱処理
航空機に多く使用されているアルミ合金、その熱処理ももちろん承っております。航空エンジンが入る処理サイズのアルミ熱処理炉は、ワーキングゾーン2400mm×2400mm×高さ1400mmです。最大積載量は500kgですが、現在1500kgまで積載できるよう発注しております。業界内でも特大サイズです。
適用スペック:AMS2770,AMS2772,MIL-H-6088,RPS323
窒化炉
アンモニアガスによる表面硬化が可能な窒化処理は、航空機部品ではピストン、シリンダーなど、耐摩耗性と摺動性が求められる部位に使用されています。窒化処理には付き物の化合物層(ホワイトレイヤー)を窒化ポテンシャル(Kn)を制御することで、窒化物皮膜の成長速度を制御し、極限まで抑えることで、後工程で必要とされる化合物層の除去工程を省略することもできます。
適用スペック:AMS2759/6,AMS2759/10,RRP54005 (RPS135)
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