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概要
鉄鉱石を高炉を使って銑鉄にします。銑鉄から不純物を取り除き鋼を作ります。
01 鉄鋼の製造工程
鉄鉱石、コークス、石灰石などを原料とし、高炉を使って銑鉄を作る工程を製銑と言います。
製鉄の次には、精錬と呼ばれる工程に移ります。
精錬では、銑鉄からリン(P)、硫黄(S)、ケイ素(Si)などの不純物を取り除き鋼を製造します。
この時、転炉や電気炉が使われます。
そして、鋼を連続鋳造装置に通して鋼材が完成します。
02 高炉による製銑
鉄鉱石、石灰石、コークスなどを高炉に入れると、酸化鉄が下降していきます。コークスが還元ガスに変化して、熱風により上昇します。その還元ガスにより酸化鉄が還元され、溶銑として下に溜まります。
溜まった溶銑は銑鉄として、転炉へと運ばれます。
03 転炉による精錬
高炉で製造された溶銑は、多すぎる炭素、ケイ素、リン、マンガンなどが含まれています。
それら不純物を取り除くには、不純物を酸化させ、酸化物として取り除きます。
その後、合金元素の添加が行われ成分の調整が行われます。
電気炉は、代表的なものにアーク炉があります。原料は鉄鋼のスクラップです。合金元素を添加して鉄鋼を製造します。
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