多摩冶金は、このたび大南学園第四中学校から職場体験の生徒を受け入れました。
職場体験が求められる背景として、子どもたちの生活や意識の変容、学校から社会への移行をめぐる様々な課題、
そして、何よりも望ましい勤労観、職業観を育む体験活動等の不足が指摘されています。
学校教育の現場では、現在、小学校段階から発達課題に応じて「キャリア教育」が推進され、
その一環として職場体験等の体験活動が積極的に行われています。
多摩冶金では、地域未来の人材育成に貢献できればと10年以上前から協力してきましたが、
今回はコロナ禍により4年ぶりの受け入れでした。
実習生は慣れないながらも、社員の話を素直によく聞き、作業を行なっていたように思います。
両者ともに学びになればと、若手社員に指導にあたらせましたが、指導にあたった若手社員は、全く就業経験が無い中学生ということを踏まえ、わかりやすく伝えることを意識したようです。
金属熱処理という肉眼では変化が無い特殊工程を、比喩を使って伝えられたことが嬉しそうでした。
多摩冶金は100年企業を目指し、今後も実習生の受け入れや若手教育など次世代育成に力を入れて参ります。
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