多摩冶金は、このたび多摩工科高等学校デュアルシステム科から実習生を受け入れました。
デュアルシステム科とは、学校と企業が連携して“ものづくり人材”を育てる教育システムで、インターンシップよりも長い期間で職業訓練を行います。企業を知ってもらうとともにものづくりへの関心意欲の向上や、実際に就職した後のミスマッチによる早期離職の防止が期待されています。多摩冶金では多摩工科高校にデュアルシステム科が誕生した2018年より受入を行っています。今回は約1ヶ月の実習期間でした。
先日、実習生は多摩異業種交流会22(地方独立行政法人「東京都立産業技術研究センター・多摩テクノプラザ」の支援のもと、2010年に発足した団体)の皆様とともに南工場を訪問しました。
多摩冶金の副社長山田による会社説明に続いて、浸硫窒化を行う窒化炉、真空浸炭を行う浸炭炉、洗浄機、自動搬送機などを見学。その後、いよいよ実習生の発表です。朝から緊張していたという生徒さんですが、きちんと原稿を用意されていました。
発表では、多摩冶金が熱処理を行なっていること、熱処理には真空熱処理と雰囲気熱処理があり、それぞれの違いについて説明。加工現場で就業体験をした生徒さんでしたが、自身が行った作業の目的を理解されていて立派でした。
発表後「楽しかったです!」と前向きな実習生の今後が楽しみです。
多摩冶金は100年企業を目指し、今後も生徒・学生様の受け入れや若手教育などの次世代育成に力を入れて参ります。
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東京南工場
https://www.tamayakin.co.jp/tokyosouthfactory/
多摩異業種交流会22
https://tama22.org/index.html
多摩工科高等学校デュアルシステム科
https://www.metro.ed.jp/tamakoka-h/our_school/feature.html